Dreaming Sunday
「ギル、……マスター……」
「オズっ……!」
オズをベッドの上に引き倒したギルバートはその上に覆いかぶさり、性急にスカートの中に手を差し入れた。
滑らかな感触の脚を辿るギルバートの手が、奥にある膨らんだ場所に触れた。どきりとして、ギルバートはオズのスカートをめくる。そこに見えたのは、横がリボンになったかわいい下着をつけているオズの下半身だった。血が沸騰してしまうのではないかというほどの興奮を覚えて、ギルバートは即座にリボンを引っ張っていた。
「あっ、マスター……もっとゆっくり……あぅ……」
リボンは簡単にぱらりとほどけ、ぷるんとオズ自身が飛び出してきた。既に充血して先端からは雫を零しているそれに指を絡める。するとぴくんと反応して、オズ自身はもう一回り大きくなった。
「ギ……マスター、もう、オレっ……」
「今度はオレにくれ。オズのが欲しい」
びくびく震えるものに、ギルバートはそっとキスを落とした。衝撃を与えないようにゆっくり咥え込む。それでもギルバートの咥内でオズのものは脈打った。
どくんどくんと脈打つものに舌を絡めて優しく吸う。何度かそうしただけで、オズのものは呆気なく弾けた。
「ギル、ギルっ……っああぁ……!」
大きく震えてオズ自身が体液を吐き出す。ギルバートは即座にそれを飲み込んだ。液体は粘度が高く、少し喉に引っかかったけれど、何度か唾を飲み込み飲み下す。
嚥下して見下ろすと、オズは先程までの威勢はどこへやら、とろりと蕩けた眼で荒い息をついていた。
上気した頬、乱れた髪。上半身はきっちり服を着けているのに、下半身はスカートをはだけたあられもない姿。隠すべき部分も裸にされている。脚だけがオーバーニーソックスに隠されているのがかえって扇情的だった。
その妖艶な様子に一度は冷めかけたギルバートの熱が再び急上昇した。裸の下肢をもっとよく触るべく、ギルバートはオズの黒いソックスの腿を持ち上げた。奥で息づくオズの蕾があらわになる。
「ギルっ、ちょっと、待っ……」
「もう待てない。オズがあんまりかわいいから」
オズが制止を呼びかけてきたけれど、ギルバートの手はとまらない。蕾をくすぐり、既に蕩け始めているのを感じると指を潜り込ませた。
「なに、こんなときばっか……、ふぁっ」
身体の内側に触れられて、オズが身体を震わせる。もうマスターもメイドもどうでも良かった。
ギルバートはゆっくり指を抜き差ししてオズの内部を感じていく。ざわざわと脈打つ内壁を拓かせなくてはならない。指が覚えているオズの弱点をくっと押すと、オズの高い声が上がった。
「ひぁっ……ギル、ぅ……ああっ」
熱い内部に何度も抜き差しを繰り返して柔らかくしていく。まだだろうか、と急くのを感じてギルバートはその度に欲を押し殺した。十分に解さないと傷つくのはオズのほうだ。
ようやく指の三本をくわえ込んだとき、ギルバートのシャツをオズが引く。その誘いにギルバートの理性は完全に吹っ飛んだ。
「ギルっ……もう、きてよ」
「……っ、オズ!」
再び限界近くまで勃ちあがっていた自分のものをオズの入り口に押し当て、一気に貫いた。深くまで押し入り、ギルバートはオズの背中を抱く。びくびくと震えるオズもギルバートに抱きつき返してきた。
「ギル、あっ……大き……」
「オズ……!」
目の前のオズの身体を貪ることしか考えられなくなって、本能の赴くままに腰を振る。狭いオズの内はきゅうきゅうと強く締め付けてきて、その度に強い快感の波がギルバートを襲った。何度も持っていかれそうになって、踏みとどまる。まだだ、まだ早すぎる。
ふと腹に当たる硬いものに気がついた。二人の身体の間に挟まれているオズ自身だ。ギルバートはそれを愛しく思い、手を伸ばして捕まえた。途端にオズの身体がびくんと跳ねる。
「ひっ……!ギル、そっちは……!」
「いいか?オズ」
流した蜜でどろどろになっているオズのものを強く扱く。とくんとオズのものが脈打つと、連動してオズの内部も強く締まってギルバート自身に絡みついた。それが気持ちよくて、ギルバートは何度もそれを繰り返す。高みに押し上げられるのにあまり時間は要らなかった。
「ダメっ、ギル……もう、」
「オズ、オズ……!」
ギルバートに強くしがみついてオズが首を振る。絶頂が近いのを感じて、ギルバートは内部でオズの好きな部分を強く抉った。ギルバートの手の中でオズ自身が弾ける。
「ひ……っ、ギル、ギルっ……!!」
「くっ、オズ……!」
手の中に熱い液体が溢れるのを感じてギルバートは欲情に身を任せた。オズの内部に強く締め付けられて絶頂に達する。
一瞬の快感が去ったあとも、身体を満たした幸福感は去らなかった。
荒い息をつくオズの頬に触れる。とろんとした眼でギルバートを見るオズに、ギルバートはそっと口づけた。
「腰痛いー。ギル、クッション」
「喉渇いた。アイスティー作って」
「ついでに『聖騎士物語』の読みかけのやつも持ってきて」
一夜が明けて。
オズはすっかり主人の顔に戻っていた。
腰が痛い、身体がだるいとこのときとばかりにギルバートに次々に命令をする。ギルバートは幸せな気分で、……ちょっとだけ呆れながらも……、その命令をこなしていくのだった。
「ほら、アイスティー。『聖騎士物語』はここに置くぞ」
「ありがとー」
ヘッドボードにもたれたオズの腰の後ろにクッションを押し込んで、アイスティーを渡す。オズは嬉しそうに笑うとアイスティーのストローをくわえた。
「あー、オレはやっぱギルをこきつかってるほうが性にあうみたい。メイドさんはもうやめとこ」
「それは、オズがやれと……」
「一回やってみたかったの。いいだろ」
オズがやれと言ったんだろう、と言い返したギルバートだったが、即座に発言を封じられた。
今は横暴な主人の顔だ。それでもギルバートは満足だった。
ああは言ったものの、やっぱりギルバートもオズの従者でいるほうがいい。オズの言うことを聞いて、オズのために働くのが一番の幸せだ。
オズのメイド服姿は可愛かったけれど。あの服だけはもう一回見たいかもしれない。そう考えてしまったギルバートに、オズがじとっとした視線を向けてきた。
「なんか変なこと考えてない?」
「いや……。オズがかわいかったなぁと」
正直に答えるのは躊躇われて端的に述べると、オズは一瞬眼を見張った。そしてすぐに呆れたような笑顔を浮かべる。
「全くギルは。へたれのくせに生意気」
「なんだ、それは」
ギルバートもつられて笑みを浮かべる。オズをかわいいと思うのは、好きなのだから当然だ。それを伝えられて良かったと思う。
かわいかったのだから、もう一回見たいと思うくらいはいいよな。ギルバートは勝手にそう決めて、オズに笑い返した。
END.
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ここまでお付き合いくださりありがとうございました!メイドさんようやく完結です。
これでめでたくオズギルもギルオズも両方書いたわけですが、書いてみた感想。
ギル、お前もう少し落ち着け!(笑)
オズギルでのオズのほうが明らかに余裕なんですけど!年下なのに!初めてなのに!やっぱりギルはどうしようもなくへたれなんですね。かわいいな!もう!
よろしければご感想などいただけたらとても嬉しいですv
なんだか裏ばっかり更新してしまったので(五月裏しか更新してない…ダメすぎる…)、次は表にしようと思います。
次の裏は多分同人誌かな?オズギルです。ギルオズは…書く予定はあるのですが、まだはっきりとは決まっていないですね。私の妄想と書くスピード次第…。色々書きたいのでまた必ず書きます。気長にお待ちいただければ幸いです。
10.05.23.